法隆寺西院伽藍 
 法隆寺は飛鳥時代の姿を現前に伝える世界最古の木造建築として広く知られてます。その創建の理由は「金堂」の東の間に安置されている「薬師如来像」の光背銘や「法隆寺伽藍縁起井流記資財帳」(747)の縁起文によって知ることができます。
 それによりますと、用明天皇が自らのご病気の平癒を願って寺と仏像を造ることを誓願されましたが、その現実を見ないままに崩御されたといいます。そこで推古天皇聖徳太子が用明天皇のご遺願を告いで、推古15年(607)に寺とその本尊「薬師如来像」を造られたのがこの法隆寺であると伝えられています。 
 
大講堂 「飛鳥時代」
経蔵 (二階部分が二重虹梁蟇股造りです)「飛鳥時代」
鐘楼(こちらも同じく二階部分が二重虹梁蟇股造りです)「平安時代」
 世界最古の木造建造物 金堂「飛鳥時代」
金堂正面より
五重塔「飛鳥時代」
経蔵方面から眺める金堂と五重塔です
鐘楼方面から眺める金堂と五重塔です
 
 中門「奈良時代」
      
      金剛力士像(吽形)「奈良時代」       金剛力士像(阿形)「奈良時代」
 
三経院「鎌倉時代」
 
 聖霊院「鎌倉時代」
 
 大宝蔵院(百済観音堂)
 
中門方面より見る南大門 
 
法隆寺伽藍は二重虹梁蟇股造りが至る所に有ります 
 
 南大門「室町時代」永享10年(1438)に再建される

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