叡福寺

聖徳太子廟
阿弥陀三尊
左:勢至菩薩・真中:阿弥陀如来・右:観音菩薩
お釈迦さまは、今からおよそ2500年の昔、悟りを開いて仏となり、
多くの人々を救うために教えを説かれました。
その教えが仏教であり、その中でお釈迦さまは、遠い過去に悟りを開き、
今も人々に救いの手をさしのべている仏さまの事を説き教えられました。
そのお方こそが阿弥陀さまなのです。
観音菩薩は阿弥陀如来の「慈悲」をあらわす化身とされ、
勢至菩薩は「智慧」をあらわす化身とされる。

懸魚:蓮
 蓮の花は泥が濃いほど大輪の花を咲かせるという不思議な性質を持っています。
澄んだ水の中では小さな花しか咲きません。
泥水(私たちのいる迷いの世界)に染まらず、美しい花を咲かせる姿が仏教の教えと一致することから
、蓮は仏教の教えをあらわす花になったそうです。
お釈迦さま は うつくしい花を咲かせるためには泥は必要であるということを 伝えたかったようです。
私たちはいろいろな悲しみ・つらさ・大変なことを経験しない限り、悟ることはできないという教えです。
「悟り」 とは受け入れること。受け入れるためには3秒あればよい。
1秒目、過去のすべてを受け入れること。
2秒目、現在のすべてを受け入れること。
3秒目、未来のすべてを受け入れること。
「心が豊かな人は、いつでも幸せです」

車板:瑞雲(ずいうん)に麒麟
麒麟は、中国の極めて古いの神話・民話に登場する伝説上の霊獣である。
姿は鹿 顔は龍 尻尾は牛 蹄は馬に似ているとされています。
瑞雲(ずいうん)「めでたい事の前兆に現れる雲である」
  
蟇股:宝珠つかむ青龍
中国の伝説上の神獣で、東方を守護する。長く舌を出した龍の形とされる。
青は五行説では、東方の色とされる。。
南大門
天正2年(1574年)の兵火に焼かれ、慶長年間に再建されたが、
腐朽のため昭和33年に再々建された。
金剛力士を安置している。
金剛力士(吽形) 金剛力士(阿形)
多宝塔
承応元年(4652年)江戸の三谷三九郎再建。
本尊は西面に金剛界の大日如来を安置し、四本の柱には四天王の像が描かれている。
木割は太目で近世では正統派に属する。
金堂
享保17年(1732年)に再建。
本尊は高さ90pの如意輪観音の座像。
両側の脇侍は不動明王と愛染明王で、弘法大師作と伝えられている。
二天門
二天門立像(吽形) 二天門立像(阿形)
浄土堂 見真大師堂
経蔵 念仏堂
多宝塔と聖霊殿 手水舎
 

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