犬鳴大明神

犬鳴大明神の由緒

古記にに依れば白鳳齊明天皇の御字、役小角が当山奥の滝(行者の滝)にて本尊倶利迦羅大龍無動明王をご感得になられたその少し前、同じく口の瀧(両界の滝)にてご修行の折、火の神が御誕生されました。

滝よりお生まれになったので瀧宮大明神と号し麓の大木の里に鎮祭しました。

平安初期、延直式で式内郷社に列され、火走神社として爾来高く尊崇されています。

今、そのご分霊を神意により犬鳴大明神と号し此処生誕地に改め勧請し奉る。