観心寺

観心寺(河内長野寺本)
 観心寺は、山号を檜尾と号し、高野山真言宗の遺跡本山です。奈良時代に役行者(役小角)が修行の道場として草創し、雲心寺と称したことに始まります。
 
 平安時代の初めに、弘法大師が北斗七星を当地に勧請し、寺号を観心寺と改め、如意輪観音を造立しました。その後、弘法大師の弟子にあたる実恵・真紹によって、伽藍が整備されました。

 中世には、多くの子院を有する大寺院として、人々の信仰を集めていました。子院のひとつである中院は楠木正成の一族の菩薩寺であり、境内には正成が発願した建掛塔や首塚があります。また、正平14年(1359)には後村上天皇が当寺を仮の御所としました。
 
  (冊子より) 
金堂(国宝)
中院(楠公学問所) 
 
拝殿 
 
鎮守堂(訶梨帝母天堂) 
 
弁天堂 
 
阿弥陀堂 
 
建掛塔
 
建掛塔内の仏像 
 
鐘堂 
 
御影堂 
 
御影堂内 弘法大師座像 
 
行者堂
 
開山堂(本願同) 
 
楠木正成首塚 
 
忠魂塔 
 
牛滝堂 
 
恩賜講堂 
 
恩賜講堂の天井 

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